フォーラムテーマ「~語ろう!新しい認知症観~」
おおいた認知症きぼうフォーラム今年度は、共生社会の実現を推進するための認知症基本法をもとに、希望をもって生きられる社会を実現するという「新しい認知症観」に立った取り組みについて、様々な立場の意見を交え語り合うために、厚生労働省と大分県福祉保健部高齢者福祉課の共催とし、国の立場から、当事者の立場から、医療・教育現場の立場から、それぞれのパネリストにご参加いただきました。
大分県高齢者福祉課 渡邉課長 あいさつ
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 課長補佐 梅本 裕司氏
国の立場から、以下についてお話し頂きました。
- 共生社会の実現を推進するための認知症基本法(ポイント)
- 認知症基本法成立から施行までの動き
- 認知症の人との意見交換
- 認知症施策推進本部・関係者会議
- 認知症と向き合う「幸齢社会」実現会議
- 認知症施策推進基本計画の概要
- 認知症施策推進基本計画における【当事者参画】
全国認知症本人大使「希望大使」・大分県認知症希望大使 戸上 守 氏
認知症ご本人の立場から以下についてお話し頂きました。
- 方程式
- 人として当たり前の行為
- 「したい」を実現するには
- ピアサポート活動について(認知症相談・個別相談等)
- 働くということ
- なでしこヤングイヤーズ(ソフトボール)
- 若年性認知症になった直後
- 仲間がいること
大分大学医学部看護学科 教授 三重野 英子氏
専門職・また教育の立場から、「認知症の人が学生の認知症観を育む」と題してお話し頂きました。
- 大分大学医学部看護学科について
- ソフトボール交流戦(なでしこヤングイヤーズ VS はさまナースエンゼルス
- 参加した学生の感想
- 2024年12月3日閣議決定「認知症施策推進基本計画」について
- 「新しい認知症観」とは?
- 大分県認知症施策プロデュース部会(2015年度~)
- 単に「支える対象」としてではなく・・・
- ケアの本質
- 認知症の人と家族等との対話・参画 自分の「認知症観」を語り合う
座談会
コーディネーター主導により、ゲストコメンテーターの藤田 和子氏も交え、3名の講演内容をさらに掘り下げました。
また、講演や座談会中にオンライン参加の方から届いた質問は、座談会に盛り込まれました。
おおいた認知症きぼうフォーラム 古川実行委員長 あいさつ
当日は会場に70名、オンラインで400名を超える方々にご参加いただき、盛会となりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
令和6年度のおおいた認知症きぼうフォーラムは終了いたしました。
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